活動報告

2018年度消費地交流会

(掲載日:2018年6月)

ノンホモ牛乳のパッケージでおなじみ、忠類地区の放牧生産者である坂井静江さん(坂井牧場)、髙野鈴子さん(髙野牧場)、内藤みゆきさん(内藤牧場)と、JA忠類の斉藤さんをお招きして、当会をはじめよつ葉共同購入グループ、ホクレン東京支店、よつ葉乳業㈱の、総勢60余名の交流会となりました。今回の交流会の目的は、酪農家のお仕事を知ろう!ということで、坂井牧場の冬の搾乳風景のDVDを中心に3名の方から現場のお話を伺ってから、消費者の質問にお答えいただく形式で行われました。撮影時期は気温が氷点下30℃になることもある1月頃。生まれたての可愛い子牛も登場し、両わき腹にカイロ入れがあるチョッキを着せてもらっていました。坂井牧場では現在38頭飼育しています。搾乳前に1頭1頭タオルで乳頭を拭いてから、ミルカー(搾乳器)を取り付けていました。 1頭当たりの搾乳時間は約10分ですが、全頭の搾乳を終えるのに2時間近く要します。搾乳が「一番大変な仕事」と髙野さん。さて搾られた乳はどこへ行くのか。ミルカーはパイプとつながっていて、乳はパイプで隣室へ送られバルククーラー(乳を10℃以下に冷却し雑菌の繁殖を抑えるタンク)に貯蔵されます。ここで集乳車が来るのを待つわけです。集乳車は、日曜日も年末年始も休まず生乳を集めて回ります。

続いて質疑応答の時間でしたが、質問の内容は、乳牛の生態や飼料の事や酪農家に嫁ぐきっかけなどと幅広かったのですが、どの質問にもとても丁寧に答えていただきました。会員さんからの「お休みは?」との質問にも答えていただきましたよ♪お三方がご主人との出会いを語っていただくと会場の雰囲気も一気に和やかなムードに。偶然にも皆さんご実家が酪農家で、「牛が大好きだから」と口をそろえておっしゃっていたのがとても印象的でした。

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放牧は、牛が歩き回って青草を食むのでストレスも減り健康になるメリットがあります。人間にとっても、広大な畑で牧草を刈り取りパドックで給餌する重労働がなくなり、仕入れる飼料代も減りコストが下がる、というメリットが。また牛が外へ出ている間に牛舎の掃除もでき、労働時間の短縮につながっています。接する飼育者が心にゆとりを持っているので、牛も安心して食事ができ、美味しい乳をたくさん出してくれるのかもしれませんね。最後に放牧生産者の方々から私たち消費者へのメッセージをお伝えします。「無理せず楽しんで美味しい牛乳を作っていきますので、みなさんも味わって飲んでください」